発想法


 1.山ほどある発想法 


発想法
(1)ブレーンストーミング
(2)バズセッション
(3)ブレーンライティング
(4)チェックリスト法
(5)ゴードン法
(6)欠点列挙法
(7)NM法
(8)KT法
(9)希望点列挙法
(10)焦点法
(11)属性列挙法
(12)形態分析法
(13)PMI法
(14)強制連関法
(15)ビジュアルコネクション
(16)TRIZ
(17)マンダラート
など

次の技法は発想法に分類されることもあるが、実務では情報の整理に使われることが多い。

KJ法
マインドマップ

 2.認知度と導入率 


第1位:ブレーンストーミング
第2位:KJ法
第3位:KT法
第4位:TRIZ
第5位:NM法
日経BPコンサルティング 2005年4月『ビジネスメソッドに関する調査(注1)』(有効回答数N=608)

TRIZは、日経BPコンサルティングが扱っている技法であるため、 意図的に対象としたと予想される。
【ブレーンストーミング法】
米国で広告 代理店の副社長をしていたアレックス・F・オズボーン氏によって考案された発想法。 何人かが集まり、あるテーマに従って既成概念にとらわれることなく自由奔放にアイデアを出す手法である。
【KJ法】
川喜田二郎氏が移動大学の活動の中で考案した発想法。多くの情報、気づきの中から関連の記事を グループにまとめ、アイデアの展開や問題の解決の糸口を探り出す手法である。
【TRIZ】
ロシアでアルトシューラー氏が膨大な特許情報に基づいて技術開発の「定石」を導き出し、 技術問題を中心に解決を支援する手法である。
【KT法】
ケプナー、トリゴーの両氏が「卓越した意思決定者には,情報の収集・評価・分析・判断過程で 共通した要素があること」を見出し,これを体系化し、経営や管理の場面に使いやすくまとめた手法である。
【NM法】
中山正和氏の考案した,類比技法。類比を要にして発想をステップ化する。
【マインドマップ】
トニー・ブサン氏が発案した記述法で中央にイメージ(イラスト・キーワードなど)を描き、 そこから四方八方にツリーを広げ、中央のイメージに関連・連想される言葉やイラストを描いていく。
【ファシリテーション】
"グループを対象にしたコーチング"のことである。目標地点に向かって、グループでの作業を スムーズに運ぶように媒介するテクニックの総称である。
【ワークデザイン】
米ウィスコンシン大学のナドラー名誉教授が創案した技法である。ワークデザイン法の特徴は、 理想システムを設定する点にある。ワークデザインは理想のシステムを設定し、 現状を理想システムに合うよう変えていくことを目指す。
【アイデアマラソン】
毎日、最低1個、何か、何でも構わないから思いつく。それをノートや手帳に書く。 そして周りに話しかける、という技法である。
【シネクティクス法】
シネクティクスという言葉は「異なった一見関係のないものを結びつける」という意味の ギリシャ語からの造語である。米アーサー・D・リトル社で新商品開発のプロセスを研究し、 その研究の中から考案された。NM法と同様、類比の代表的な手法である。
【マンダラート】
マンダラートとは3×3に区切った9つのセルを使ったメモ術のこと。中央のセルに書いた言葉に 関連することを周辺の8つのセルに記入する。そのようにして1つの言葉から展開していく技法である。

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